BUILDERS

  • Photo
    Masanari Nagao
    幼少期に遊び道具を自分で作る楽しさを覚え、廃材などからいろいろな物を作りました。
    車、人形、プラスチックの玉を発射する火縄銃...今から考えればとんでもないですね。やがて、中学生時に音楽に興味を持ち自作するようになります。
    夢に否定的だった為か、大学を卒業し設計コンサルタントに就職。
    週末は好きだった車のカスタムなどを行い塗装などの技術を習得します。
    10年程で退職し、設計コンサルタントとして独立。経済的には不満は無かったのですが、5年程で廃業し音楽活動を試むも、うまく行くはずもなく資金は底をつきます。
    高校時代に使っていたエレキギターを修理し販売すると反響がよく、修理、販売を繰り返すうちに、一からギターを製作するようになりました。
    2010年に好きだった車を売り、そのガレージでichimonziとして工房を始動。
    作業環境改善を目的として、育った奈良を離れて2020年、群馬県に工房を建てることが出来ました。
    エレキギター製作はもちろんのこと、中でもレリック加工を得意としています。一般的にはレリック加工に対して、良いイメージが少ないように感じられます。本当の良さを知って頂きたく下記にまとめました。
    これからも持前の根気強さで研究や学びの心を大切にし、より良い物づくりを目指して行きたいと思います。
  • Photo
    レリック加工について
    ビンテージギターの雰囲気は、見た目、音色、さわり心地すべてにおいて独特です。
    レリック加工はその装いをそのまま特殊な加工で再現したもの。
    「簡単に傷をつけただけでは」、と思われるかも知れません。
    実際市場には傷を付けダメージを負っただけの物をレリック加工品として見かけることも多くあります。
    ichimonziでは通常の塗装よりも多くの工夫、工程を経て完成します。実際に触れてみて大きな違いに気付いて頂けると確信しております。
    この加工がダメージジーンズの様にメジャーになる事を願い、専心して参りたいと思います。