何かをリメイクする事は「エコや環境にやさしいとか、大量消費社会を見直す」のような観点から話されがちです。本当に「エコ」なのでしょうか。よく考えると、古いものを捨てて新しいものを買った方が、様々な観点からみても環境にやさしいのではないでしょうか。リメイクする事は往夫にして、古いものを処分する費用や、新しいものを作る費用よりもコストがかかるのは目に見えています。
では、リメイクする理由はどこにあるのでしょう。
私たちには昔からモノを大切にするという文化が根付いています。古いものイコール汚いではなく、味がある、風合いがあるなどと評価してきました。
ここにリメイクする意義があるのではないでしょうか。たとえば昔使っていたギターをリメイクするためには当時それを新品で購入した価格よりも多くの費用がかかるでしょう。しかしながら、新品のギターにはない想いがあるのではないでしょうか。