Hiram Bullock Stratocaster HSH Super Heavy Relic/3TS

overview

Custom-Made
ご予約を頂きまして誠にありがとうございます。
Fender American Vintage ’62 Stratocasterのリフィニッシュ及びエイジド加工、ピックガードの製作、ハードウエア、プラスチックパーツのエイジド加工、ナット製作、ブリッジイモネジ加工、ボディハムバッカーザクリ加工、ワイヤリングを行います。
デザインはHiram Bullock Stratocaster HSH 3TSで加工します。

ハイラム・ブロックのストラトキャスターHSHを再現しました。
鮮明な画像が少なく、レコードのジャケットやライブDVDなどのスクリーンショットなどから総合的に判断。サンバーストのカラーが徐々に剥がれていく様子や、剥がれによるグラデーションまで緻密に復元。
ネック裏の塗装剥がれはご要望により滑らかな光沢を持たせました。

参考にした画像
レコードジャケット、ミュージックビデオなどより

完成画像

process

分解し各部の状態を調べます。

塗装をはがします。

トレーシングペーパーに等倍の図面を書きボディにHSHのザクリ加工を行います。

塗装が剥がれる部分にあらかじめマスキングテープを貼ります。

サンディングシーラーを塗布→乾燥→研磨を4回繰り返します。

３TSを塗装します。

ブラックを塗装した時点でバースト部分が演奏によってグラデーションのように剥がれる部分を先に加工し、その部分をマスキングしたうえでクリアを2回塗布します。

すべてのマスキングテープを取り除きます。

木目だし加工を行います。

傷や打跡を丁寧に加工し、汚れを塗装します。
ウエザーチェックを加工。

ナットを製作します。

日焼け加工を行い塗装が剥がれる部分にあらかじめマスキングテープを貼り塗装を行います。
サンディングシーラー塗布→乾燥→研磨を３回繰り返します。
クリアを塗布→乾燥→研磨を2回繰り返します。

ご希望により指板を黒のステインで塗装します。
経年による傷や打痕を丁寧に加工。
グリップ部分の塗装がない部分にオイルを浸透させ磨き上げます。
ウエザーチェックを加工。

ご希望によりホワイト3プライの板よりピックガードを削りだして製作します。
シールド用アルミ板もHSHに加工します。
経年による使用感を出すために面取りを行い、使用感を加工します。

金属パーツの加工を行います。

ワイヤリングを行います。将来のブリッジ交換に備えて、スイッチを配置。

組み立て調整を行います。
お客様のご要望により、ブリッジのイモネジが飛び出さないようにイモネジをカットし整形します。
弦高、トラスロットを適切に調整し、イモネジの長さを決めました。２弦、５弦、６弦それぞれ各２つ、軽６箇所を切断しました。
イモネジの底部はテーパーに加工。

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