overview
ご予約を頂きまして誠にありがとうございます。
Freedom Custom Guitar Research のストラトをリフィニッシュ。
カラーはビンテージ感があふれた、深みのあるLake Placid Blue。
ナット及び、ピックガードの製作も合わせて行います。
レリック加工のダメージの具合やカラーは下記の画像を参考にしました。
process
分解し現状を把握。
フレットの減りも少なく塗装は経年によるひび割れが少し入っています。
ネックはやや順反りですがトラスロットで十分に調整できる範囲。
非常に状態の良いギターです。
Freedom Custom Guitar Research製 (1ピースアルダーボディ)
塗装をはがします。
予め塗装を剥がす部分にマスキングテープ貼ります。
サンディングシーラーを塗布→乾燥→研磨を4回繰り返します。
ホワイト2回塗布します。
Lake Placid Blueを塗布します。
クリアを塗布→乾燥→研磨を2回繰り返します。
レリック加工を丁寧に施します。
ナットを取り付けます。
ネックの日焼け加工を施します。
サンディングシーラーを塗布→乾燥→研磨を2回繰り返し、クリアを塗布→乾燥→研磨を二回繰り返します。
レリック加工を丁寧に施します。
金属パーツのレリック加工を行います。
各パーツを分解し錆加工を施します。
ピックガードを製作及び、プラスチックパーツのレリック加工を行います。
ピックガードは面取り部分を滑らかに研磨し、表面は2000番程度から研磨し、コンパウンドの9000番程度まで磨きます。
面取り部分の滑らかさやピックによるスクラッチ、磨き傷、弦の下の部分の曇りなど細かく再現します。
裏ブタも同様にバックルキズなどを再現します。ピックガードや裏ブタの背面の劣化具合も表現しています。
ピックアップカバーやノブは日焼けによる黄ばみや使用感を再現します。
各パーツを組み立て、ナットを仕上げます。
ナットはスムーズにプレイできるように、引っかかりを最小限に削り出しました。
コメント