ご予約を頂きまして誠にありがとうございます。
Fender 70th Anniversary 54 Stratocasterのリフィニッシュを行います。
内容はボディ、ネック、パーツのビンテージ加工
ご要望の内容は
・2トーンサンバーストのイエローは現状よりもイエロー系で
・ネック面取り加工を深めに
・ピックアップセレクタを5ポジションに変更
・エルボー部分に5×50mm程度の木地が見える直前まで削る
・金属パーツはサビない程度にくもらせる
・プラスチックパーツは適度な使用感で
ご要望の画像を元にリフィニッシュを行います。






・施工するギターのデザイン概要
演奏による傷や剥がれは少ないが、日焼けや、ウエザーチェックはしっかりとあり、全体的にビンテージの風合が強く、非常に程度の良い54’Stratocaster。
所有者は普段、ギターを壁に飾り、週末ごとに、演奏を楽しんでいたが、大切にしていた様子が伺える。
拘りのポイントは、
・2トーンサンバーストの黄色の色味
ご希望のボディカラーの画像1枚目と2枚目では大きく色が違うようにみえます。
照明の当たり具合などを考慮し、再現しました。
・70th Anniversaryはネックの面取り甘く、54の特徴とされる面取りを再現しました。
・ネックほ日焼け具合は使用された環境によって様々、お好みの画像から判断し、直射日光にさらされた期間があったと判断し、これを再現しました。
・お好みの画像から、ウエザーチェック加工はしかも細かいものを選びました。自然の劣化に近い寒暖差を利用したウエザーチェック加工を採用しているため、ヒビの方向、縦もしくは横は指定できませんが、塗装の厚みや、材質によって決まります。
1954 Stratocaster について
1954年、フェンダー社はエレクトリックギターの歴史に新たな1ページを刻みました。この年、初めて正式に生産されたストラトキャスターは、現在でも多くのギタリストに愛され続けています。では、この初期モデルがどのような特徴を持っていたのか、詳しく見ていきましょう。
ボディとフィニッシュ
1954年製のストラトキャスターは、深いコンター加工が施されたアッシュ材のボディを特徴としています。フィニッシュは、中央部の黄色から縁の茶色へと移行する2トーン・サンバーストが採用されており、これがギターに独特の風格を与えています。
ネックとヘッドストック
ネックは1ピースのメイプル製で、やや丸みを帯びた三角形のシェイプが特徴です。ヘッドストックは小ぶりで、スパゲッティ・ロゴと「WITH SYNCHRONIZED TREMOLO」の文字が2段で配置されています。また、ストリング・ガイドは丸型が採用されています。
ピックアップと電装系
ピックガードは硬質塩化ビニール製の1プライで、8点止めとなっています。ピックアップカバーやノブ類は、非常に白くもろいベークライト製で、演奏による摩耗が見られることもあります。また、各弦で高さの異なるスタガード・ポールピースが採用されており、これが独特のサウンドを生み出しています。
トレモロとブリッジ
ボディ背面のスプリング・カバーの穴が丸い形状をしているのも、この年の特徴です。トレモロ・ブロックの位置が前後すると弦を通しにくくなるため、後に縦長の穴に改良されました。また、3弦のブリッジ・サドルには「FENDER PAT. PEND」の刻印が重ねて打たれている、いわゆる「ダブル・ストラック」と呼ばれる非常に珍しいものも存在します。
製造時期の識別
ネック・シェイプを仕上げた職人のイニシャルと製造日付が鉛筆で記されていることがあります。これは、ボディ加工が完了した日付を示しており、その後の塗装や組み込み、出荷の日付とは異なる場合があります。
1954年製のストラトキャスターは、フェンダーの革新性と職人技が詰まった逸品です。その独特のデザインとサウンドは、多くのギタリストに影響を与え、現在でも高い評価を受けています。もし機会があれば、ぜひ一度手に取って、その魅力を体感してみてください。
process
塗装をはがします


目止めを行います
下塗り塗装を行います(主成分はニトロセルロースラッカー)


2トーンサンバーストをそれぞれ塗装(主成分はニトロセルロースラッカー)します
クリアを塗装(主成分はニトロセルロースラッカー)します
レリック加工、ウエザーチェック加工、を行います


ネックの塗装をはがします



下塗り塗装を行います(主成分はニトロセルロースラッカー)
クリアを塗装します(主成分はニトロセルロースラッカー)
日焼加工をおこないます
レリック加工、ウエザーチェック加工、を行います



プラスチックパーツの加工を行います


金属パーツの加工をおこないます


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